すでに特許切れ

ED治療薬として有名なばいあぐらですが、その特許がすでに切れていることをご存知の方は少ないようです。
新薬を独占的に販売できる期間は10年ほどと思ったより短く、延長期間を含めたとしても15年ほどです。
そのため、新薬の独占的販売期間が終了すれば、合法的にジェネリックを販売することができます。
すでに、物質特許は2013年5月17日に終了し、用途特許も2014年5月13日に終了しています。
そのため、厚生労働省に届け出をして、承認が降りればいつでも製造販売することができるのです。

安心な日本製ジェネリック

もちろん、日本の厚生労働省の承認をもらうためには、生物学的同等性や医薬品の安全性を証明しなければなりません。
そのためには、長期保存試験、加速試験など、いくつかの試験をパスしなければならないため、すぐに、ばいあぐらのジェネリックが登場するようになるとは考えられませんが、これほど有名な医薬品を各後発の製薬会社が放っておくわけがありません。
実際、多くの製薬会社が承認を得ようと動き始め、そのなかのいくつかはすでに販売が開始されています。
いくつもの試験を経て登場したこれらのジェネリックは、海外製のものより安心して使用できることは確かでしょう。

ネックとなる価格

ただ、継続使用するとなるとネックとなるのが価格です。
これまでファイザー社は、1錠1500円前後で販売してきました。
それが、ジェネリックが登場することで少しでも安くなるのでしょうか。
ばいあぐらは1度だけ効けば良いというものではありません。
毎回使用するとなると、コストパフォーマンスも重要です。

まだまだ高いばいあぐら

後発薬の中でもっとも早い販売を実現したものは1錠1200円ほどですから、それほど格段に安くなったというわけではありません。
これから販売予定のものも、1錠1000円程度で販売予定ですから、安くなったとは言ってもそれなりの価格はします。
コストから考えれば、海外のものに大きく水を空けられています。
そう考えれば、これからも海外製を使用したいという需要は一定数あり続けるのではないでしょうか。