バイアグラは現在25mg、50mgの10錠シートが各医療機関で取り扱われています。世界初、また世界で最も有名なED治療薬です。それだけ世界中で親しまれている薬であるだけに、利用する時の安心感も大きいといえるでしょう。

バイアグラの使い方についてですが、性行為の30分前~1時間前に服用します。効き始めるのがそれくらいの時間ということですが、空腹時は薬の効き目が早いので、30分後には効果が出ると考えておくのがいいでしょう。効果の持続時間は約5時間です。そのため、服用するタイミングが早すぎると性行為時に効果が切れてしまうこともあります。

バイアグラは他のED治療薬(レビトラ・シアリス)と比べると、レビトラに近い効果の出方をします。つまり、服用してからすぐに大きな勃起促進効果が出るということです。そのため、バイアグラを飲み忘れたり、急に飲む必要ができたりした時でも、問題なく対応することができます。

バイアグラで特徴的なのは食事の影響を受けやすいことです。レビトラ・シアリスは比較的食事の影響を受けづらいのですが、バイアグラを服用する場合は気をつけた方がいいでしょう。たとえば、たくさん食べたり飲んだりした後にバイアグラを飲むとED促進効果が思ったより出ない可能性があります。

理想は食後から服用までに時間をもたせることですが、場合によってはどうしても食後すぐに飲まなければならないこともあります。その場合は食事の内容をヘルシーなものにしましょう。たとえば、濃い味のものや揚げ物を控えたり、腹八分目に抑えたりする方法があげられます。

副作用についてもレビトラと似た特徴を持ちます。体が赤くなったり、目が充血したり、頭痛・動悸が出たりするなどです。これらの副作用はバイアグラの場合、服用したほとんどの人に出ますし、それほど恐がる必要はありません。通常、バイアグラの効果が切れれば、次第に副作用も落ち着くようになります。

バイアグラは海外製品を輸入するか、国内製品を購入するかのどちらかで手に入れることができます。このうち国内製品を手に入れるには医療機関で処方してもらうしかありません。

ではバイアグラの処方を取り扱っている医療機関はどのようなところかというと、内科や泌尿器科が代表的です。また近年はEDに対する注目度が高いことから、ED治療を専門に行っている医療機関も珍しくなくなっています。

内科や泌尿器科の場合、EDの相談以外の患者も受け付けているので、専門の医療機関と比べるとED患者に対する配慮が少ないかもしれません。たとえば、ED治療専門の医療機関では女性スタッフがいなかったり、手軽にバイアグラを処方できるシステムになっていたりといったメリットがあります。しかし、いくら手軽といっても医薬品に変わりはないので、郵送で処方するといったことはできず、あくまでも医療機関にかかる必要があることに注意してください。

ED治療専門の医療機関には患者数がそう多くないという特徴があります。内科や泌尿器科と比べれば扱う症状が少ないので、当然といえば当然ですが、これをありがたいと思う患者は多いです。というのも、予約をしなくてもすぐに診察を受けることができますし、他の患者と顔を合わせずに済みやすいからです。

ED治療は保険適用外の治療です。そのため、一般的な病気の治療と比べると費用が多くかかりますが、保険証を用意する手間は省くことができます。医療機関に行くと最初に問診が始まり、そこで各項目を記入していきます。問診ではバイアグラと併用してはならない薬を服用していないかどうかを見ることが大きな目的なので、その時に服用している薬があれば正直に書くようにしましょう。

どのような理由があっても併用してもいいかどうかわからない薬とバイアグラを同時に使ってはなりません。というのも、万が一併用してはならないものだった場合、大きな健康被害を及ぼすこともあるからです。

ED専門の医療機関に行くにはまず最寄りの医療機関を見つける必要があります。どのように見つけるかというと、インターネットを活用するのが適切です。というのも、近年はED専門の医療機関の情報がインターネットに豊富に載っているからです。中にはED専門の医療機関を検索できるホームページもあるので、探すのにそれほど時間はかからないはずです。

最寄りのED専門の医療機関を見つけたら予約をする必要があるのかどうかを確認しましょう。医療機関は基本的に予約が必要なのですが、ED専門の医療機関の場合、空いていることが多いので、予約がいらないことも多いです。予約が不要であればお金を持って、すでに服用している薬の名前を覚えておき、さっそく診療時間内に行ってみましょう。

ED専門の医療機関の受付は男性スタッフが行うことが多いです。というのも、医療機関の受付は女性スタッフであることが多いですが、それだと患者が恥ずかしい思いをする可能性があるからです。

受付を済ませると問診票を渡されるので、そこに必要事項を記入します。問診票は医療機関のページからダウンロードできるケースもあるので、行く前に公式ホームページをチェックしておくといいでしょう。問診票には氏名、住所、生年月日、既往歴、すでに使用している薬などを書くことになります。

問診票の提出後はその内容をもとにして医師と話し合いをします。話し合いは主に「バイアグラを処方できる患者なのかどうか」が焦点となります。バイアグラを処方できない患者というのはすでに何らかの明確な病気を持っていたり、バイアグラと併用できない薬を服用していたりするケースに当てはまります。

バイアグラを処方できる患者だと確認されれば、バイアグラに関する説明を医師が行った後、すぐに処方されます。その際、何か質問があれば医師が回答します。処方後、全部飲んでバイアグラが切れた場合、再度来院して処方してもらうことになります。

バイアグラは人によっては処方自体ができないケースがあります。最も重要なケースは硝酸薬を使用している場合です。硝酸薬はバイアグラの効果と同じく、血管を拡張させる効果を持っています。そのため、バイアグラも一緒に使ってしまうと、血管が過度に拡張されることになり、結果血圧が大きく下がります。血圧が大きく下がると、健康被害はもちろん、場合によっては生命の危険も出てきます。

硝酸薬を使用していることに気づかず、間違ってバイアグラと併用してしまうケースもあるので、バイアグラを使用する場合は事前に医療機関にかかった方が間違いがありません。医療機関では必ず問診で「現在服用中の薬があるかどうか」を確かめるので、薬を飲んでいた場合、バイアグラと併用して安全なものかどうかを明らかにすることができます。ただ問診は自己申告なので、必ず正直に答えるようにしましょう。嘘を言ってバイアグラを処方してもらうのはかなり危険です。

以上のようにバイアグラ自体が血圧を下げる効果を持っていることから、体質的に低血圧の人も処方できません。また低血圧だけでなく、高血圧の場合も処方を控えることがあります。そのため、高血圧の人はまず生活習慣を改善したり、治療を受けるなどして、正常値に戻していく必要があります。

他のバイアグラが処方できないケースには未成年であることがあげられます。というのも、未成年の人が服用して安全かどうかがよくわかっていないからです。ただし、結婚していてEDによる不妊で悩んでいる場合は例外的に処方されることがあります。

それから肝臓が悪い人にも処方できません。これは特にバイアグラに限らない話ですが、薬は肝臓で処理されるので、肝臓が正常にはたらかない人が服用するのは危険です。また性行為中は血圧が上がるので、心臓や血管が悪い人もバイアグラの処方は控えることになります。これはバイアグラが問題というよりも、性行為自体を避けた方がいいという理由からです。

バイアグラは世界中で取り扱われているED治療薬なので、海外から個人で輸入することもできます。特に現在は個人で利用できるインターネットショッピングが豊富にある分、より手軽に手に入れられるようになっています。しかし、海外から個人で輸入する場合、バイアグラの偽造品に気をつけなければなりません。

「偽造品なんてそうそうない」という先入観を持っている人は多いですが、バイアグラを含むED治療薬では偽造品が当たり前のように流通しています。そのため、まずは個人輸入とバイアグラの偽造品に関する情報を集めておくべきです。

インターネットにはバイアグラの偽造品への注意をよびかける情報がたくさんあります。偽造品の被害にあわないようにするためには特にそういった情報を参考にするのがいいでしょう。中には実際にインターネットショッピングで手に入れた偽造品と正規品を比べて検証している情報もあります。そうした情報で偽造品の傾向を知ることができれば、偽造品を避けやすくなるはずです。

バイアグラの偽造品は正規品と比べてさまざまな面で異なります。見た目はかなり似せていますが、よく見ると色や形、パッケージのデザインが異なります。そして見た目以上に重要なのが成分の違いです。バイアグラの有効成分はシルデナフィルといいますが、これがそもそも含まれていないケース、含まれていても十分な量ではないケース、精製が甘く不純物が多いケースなどが該当します。

以上のことから、偽造品を服用すると十分な勃起促進効果が得られなかったり、不純物による健康被害が出たりすることがあります。シルデナフィル自体も併用する薬によっては健康被害を及ぼすこともあるので、医療機関を通さない場合はそういった知識も身につけておかなければなりません。

最も安全なのは個人輸入ではなく、医療機関を通してバイアグラを入手する方法です。医療機関から処方されるバイアグラは確実に正規品ですし、併用不可の薬も教えてもらえます。